チャットモンチー「サラバ青春」にのせて視聴回数11万回超え、大阪環状線103系前面ビュー映像とキーメッセージ
「103系引退スペシャルムービー 「LOOP 大阪環状線」」と題したYouTube動画が、公開後1週間で視聴回数11万8600回を超えています。
映像は、チャットモンチー「サラバ青春」(2005年リリース)のうたにのせて、大阪環状線103系の高運転台窓から見える前面ビュー、大阪環状線のいつもの景色、すれ違う・追い越す電車の仲間たち、紙焼き色の103系が映し出されます。
同映像の後半5分以降は、男性ナレーションによって、次のようにつづられています。
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路線距離21.7キロメートルの大阪環状線に
いまは見慣れたオレンジ色の電車、
イチマルサン系が初めて登場したのは、
人類初の有人月面着陸に世界中がわく、
1969年のことでした。
それから48年。
イチマルサン系は、
木星までたどり着ける距離を
大阪環状線で走り、
その役目を新型車両323系に譲ります。
電車がかわっても、
人がかわっても、
そして時代がかわっても、
大阪の毎日を変わらず、
まわり続けていく。
LOOP 大阪環状線。
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また、同作品を制作した大阪環状線改造プロジェクトは、YouTube上でこんなメッセージを伝えています。
「昨年12月に営業運転を開始した大阪環状線新型車両323系との置き換えが進み、1969年から約48年間大阪環状線を走り続けたオレンジ色の103系電車は、まもなく営業運転終了のときを迎えます。今のうちにぜひ、思い出の電車に会いにお越しください」
JR西日本は、「オレンジ色の103系電車は、去年12月より新型車両323系との置き換えが進み、残すところあと1編成となりました。その最後の1編成も10月3日、いよいよ営業運転終了のときを迎えます」と。大阪環状線にオレンジ103系が走る姿が見られるのも、残り1か月を切りました。