山手線にE235系が新たに入ってきて、山手線E231系系500番台が総武線へ、総武線209系などが武蔵野線へ……。

そんな新車投入による一連の流れで、今後の行方が気になる形式のひとつに、武蔵野線の205系がある。

山手線や埼京線、南武線などの主力形式としての経歴がある205系は、209系、E231系、E233系、E235系と後継機材が次々と登場し、活躍の場を狭めてきている。

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そこでいま、205系のリニューアルを計画中の各業界キーパーソンに、ゲス中年の想いを伝えたい。

オレが乗りたい「e205系」はこうだ

既存のロングシートを車端部だけ残し、すべて撤去。
フラットになったドア間フロアに、回転するチェアを配置。
窓側の壁面から、A4ノートパソコンが置けるテーブルを設置。
マクドナルドなどのテーブルと同様、コンセントを均等に配置。
吊革がぶら下がるポールにコンセントを組み入れる。
同様のポールからスマホ用(Android/iPhone)充電プラグを垂らす。

……という具合。

さらに、化粧板の車内広告部分はサイネージ化し、イベント列車時などに映像が流れるとか。
スマホとBluetoothでつないで、YouTubeなどの映像を飛ばして仲間とビューイングするとか。

――――このド下手な絵は、今回もアプリ連携デジタルメモ帳のワコム「Bamboo Slate」 という近未来メモ帳でスケッチ。

205系の車内を思い出しながら、専用ペンで線画をゴリゴリ。専用アプリ「Wacom Inkspace App」を入れたタブレットを横に置き、同期開始。タブレット上に表示された線画を、JPGで書き出してGmailに添付。
自分のアドレスに送信して、デスクのPhotoshopで色を付けていく。
Bamboo Slate に線画を書き始めてから、この妄想ド下手イメージができあがるまで1時間ほど――――。

日本中の205系リニューアル関係者へ。
痛くてゲスな中年のアイデアを、ぜひ採用してほしい。
「ソトはそのまま、ナカはドコモショップ」な、新しい「e205系」を、気長に待つ。