日本信号は、インド・ムンバイに本社を持つL&T社(Larsen & Toubro Limited)から、ダッカ都市交通公社(DMTC – Dhaka Mass Transit Company Limited)発注のダッカMRT(Mass Rapid Transit)6号線のうち、信号システム、AFC(Automatic Fare Collection)システム、PSD(Platform Screen Door)システム一式を受注。

同路線は、日本の政府開発援助(ODA)を活用した同国初のMRT。総距離19.8km、駅数16駅で構成。

同プロジェクトで日本信号は次のようなシステムを担当する。

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◆信号システム
運行管理装置、電子連動装置、自動列車防護装置(SPARCS/当社製CBTC)等

◆AFCシステム
券売機、改札機、窓口処理機、駅コンピューター、中央コンピューター等

◆PSDシステム
腰高式ホームドア、中央インターフェース盤、制御盤等

今回の受注は、同社にとってバングラデシュ市場初めての受注。PSDシステムとしては初の海外展開。

バングラデシュの首都ダッカは、人口約1500万人を擁する世界有数のメガシティ。急激な成長にインフラ整備が追い付かず、慢性的な交通渋滞や大気汚染の解消が喫緊の課題だった。