JR高崎線の小さな駅に、手づくりイルミネーションの灯り―――。

埼玉県深谷市。JR高崎線 岡部駅。

その南口駅前、おかべ希望が岡公園の冬の風物詩。手づくりイルミネーションが点灯。12月3日には、地元の人たちがいっぱい集まり、点灯式が行われた。

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この駅前イルミネーションは、岡部駅を最寄り駅とする埼玉工業大学の学生有志と、ふかや市商工会青年部との協働企画で製作・設置。

地元の人たちは「いつもこのイルミネーションが灯ると、あーもうクリスマスなんだなー」って思うんだって。

この手づくり駅前イルミ、今回で9回目。点灯式には、深谷市長や埼玉工業大学学長、ふかや市商工会会長、および岡部中学校長らもかけつけて、地元の人たちといっしょにカウントダウン。

点灯スイッチが入ると、静かな駅前の夜が一気に「うわーっ!」とにぎやかになり、拍手にハイタッチ。

ことしも岡部駅にきらっきらの灯り。その初日のシーンをフォトアルバムで紹介!


会場に設置されたLEDイルミネーションがいっせい点灯。駅が一気にカラフルきらっきらに。

この冬季イルミネーションは、合計2万5000球で彩る手づくりLEDイルミネーション。高さ9mのメインツリーと、長さ16mの光の回廊(トンネル)に光が灯ると、地元の人たちは「わーっ」「あーっ!」と歓声をあげて拍手。

イルミネーションは、2019年1月31日まで、日没から22時まで点灯中。


また初日のカウントダウン点灯式には、岡部中学校 吹奏楽部も参加。彼らが奏でるブラスバンドの音色が、岡部駅前に響きわたって、なんかロマンチック。


そしてカウントダウンに先立ち、主催者代表 ふかや市商工会 青年部代表者が、このイルミネーションの誕生からこれまでの経緯を紹介。


また、深谷市 小島市長は「深谷市三大イルミネーション」を紹介。

「市長就任9年目、9回目のイルミネーションに立ち会えた」としみじみ。

埼玉工大の学生と、地元商工会 青年団の共同ボランティアによる手づくりイルミネーションを「すばらしい冬の風物詩」と猛プッシュ。


続いて、埼玉工業大学 内山学長がコメント。「学生たちが通学する駅に、ふかや市商工会 青年部の協力を得て、手づくりイルミネーションを展開させてもらえることに感謝したい。地元の人たちに親しまれる恒例行事として定着し、社会貢献の一助になれば」と伝えた。


そして、出た! 深谷市イメージキャラクター「ふっかちゃん」に、埼玉工業大学イメージキャラクター「フカニャン」、登場。

この「ふっかちゃん」と「フカニャン」の並びに、こどもたちは大興奮。スマホ撮影をお願いされて大忙し。

また会場では、埼玉工業大学 職員による甘酒・スープ配布コーナーも大行列。あったかい一杯に、地元の人たちも「イエーイ!」。

なんか、あったかくていいんだよね。岡部駅の手づくりイルミネーションは。