大阪と城崎温泉の間を、福知山線経由で結ぶ特急こうのとり。特急北近畿をルーツとするこの列車はいま、287系や、もと683系の289系が担う。

この287系や289系が導入されるまで、特急こうのとりは国鉄形特急車両が担っていた。

485系顔の183系と自然振り子機構を持つ381系。写真は2011年当時。

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こうのとり用183系は、交直両用特急車485系の交流機器をはずし、直流区間用車両にあらためたシリーズ。

381系は、和歌山方の特急くろしおなどで走っていた日根野電車区所属車。福知山電車区にはこうした国鉄形特急車両が集結した時代があった。