自動車やオートバイ、鉄道車両、航空機、船舶、通信、再生可能エネルギーアプリケーション、宇宙開発用などの電池を開発・製造する古河電池は、エコマリンパワーに、船舶および海洋構造物バッテリーの供給業者として正式に認定された。

エコマリンパワーは今後、船舶用再生可能エネルギープロジェクトで古河電池のバッテリーを採用する。

2014年から協力関係にある古河電池とエコマリンパワー。古河電池は、共同事業「ブルースターデロス再生可能エネルギープロジェクト」で、FC-38-12バッテリーパックを高速フェリー・ブルースターデロス船に提供してきた。この協力関係から、UltraBattery シリーズや、そのほかのバッテリー技術の評価まで拡大させている。

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エコマリンパワーは、古河電池製バッテリーが、高品質、安全性、サイクル寿命の長さをなどで、再生可能エネルギープロジェクトに適しているバッテリーと評価。

今回は、バッテリー型式ごとに日本海事協会からの承認、古河電池の今市事業所(栃木県日光市)での検査、ISO 9001/ISO 14001などに関連する品質基準、認証再確認などを経て認定した。

また、エコマリンパワーは、サスティナビリティ・レビューの一環として、返却されたバッテリーを古河電池がどうリサイクルするかについても評価した。