鉄道が熱かった時代、昭和の息吹を感じる37点の記憶がここに

「鉄道写真が語る昭和2」は、戦前、昭和20年代、昭和30年代、昭和40年代、昭和50・60年代と年代ごとの章立てとし、熱く元気な鉄道シーンを掲載しています。戦前の写真では大ヒットアニメ映画「君の名は。」の舞台とされる高山本線飛騨古川駅の開業前の風景や、人気の“秘境駅”として知られる飯田線小和田駅付近を走る前身の三信鉄道を旧型電車が走るシーンを掲載。昭和20年代では女性アテンダントの先駆けとなった「はとガール」など、貴重な写真が満載です。鉄道と人間が接する懐かしの風景を、鉄道写真の老舗・RGGのアーカイブの膨大な保存写真をはじめ、数々の報道写真からもセレクト。また旧足尾線などを長く取り続けてきた女性写真家・齋藤利江さんの写真も掲載しています。写真に添えられたコラムは単なる情景の説明にとどまらず、当時の社会情勢をふまえた奥行きの深いものになっています。

第1章 戦前の懐想(1926~1944)
「君の名は。」の舞台へ高山本線全通(高山本線 飛騨古川駅)ほか
COLUMN1 流行に乗り造られた流線形車両 効果なく点検もしにくく短命に

第2章 昭和20年代の懐想(1945~1954)

ADVERTISEMENT

ゼロ戦のジュラルミンが「輪タク」に(新宿駅東口)
アテンダントの先駆け「はとガール」ほか
COLUMN2 ボディーに白線を巻いた客車で最優先運行の進駐軍専用列車

第3章 昭和30年代の懐想(1955~1964)
伊勢湾台風で国鉄客車が避難所に(関西本線)ほか
COLUMN3 初めての気動車特急「はつかり」 故障の多発に「がっかり」の声

第4章 昭和40年代の懐想(1965~1974)
2時間で500杯売れた立ち食いそば(東北本線 上野駅)ほか
COLUMN4 昼は座席、夜は寝台として運行 モーレツ電車特急「月光形」

第5章 昭和50・60年代の懐想(1975~1989)

過熱したブルートレインブーム
1千万枚売れた「愛国から幸福ゆき」切符(広尾線幸福駅)ほか
COLUMN5 日本の鉄道発祥の地で汽笛一声 JR誕生を祝ったC56形SL

書誌情報

書名:鉄道写真が語る昭和2
著者:「旅と鉄道」編集部・編
仕様:A5判 210✕148 176ページ
定価:本体1500円+税
発売日:2018年4月17日

全国書店、オンライン書店のAmazonなどで発売中。

この表紙、お父さんたちが寒そうに駅そばを食べています。いいなぁ。下、1973年(昭和48年)の写真、この頃はベルボトムのジーンズが流行っていたのですねぇ。まだ幹線を客車が走っていたのかな。平成生まれが30歳なんですから。昭和は遠くになりにけり。