【私鉄に乗ろう 60】長崎電気軌道 その10

2018.07.10

大浦海岸通停留場から終点の石橋までは単線。石橋から来る電車を待ちます。この単線区間がネックになって5号系統は列車の増発ができません。石橋方向に左折せず直進し長崎港松が枝国際ターミナル方面に延伸する構想があるそうです。

ようやく単線部分が空になります。

左にカーブして大浦天主堂下停留場。大浦海岸通から0.2km。千鳥式にホームがズレて設置されています。大浦天主堂やグラバー園へのアクセス口でもあるので、満員だった観光客の大半が下車しました。1916年(大正5年)の開業時は松ヶ枝停留場、1930年(昭和5年)には弁天橋停留場に改称されました。50年経った1980年(昭和55年)に現在の大浦天主堂下停留場に改称されました。観光用にはこの方がキャッチーですものね。さらに2018年8月には”下”が無くなって大浦天主堂停留場に改称の予定。この先は道路から独立した専用軌道の雰囲気です。

0.3kmで終点の石橋停留場。左が降車ホーム、右が乗車ホームの様です。

蛍茶屋から20分乗って来たのは3000形3003低床車両。5000形と同じく3車体2台車。中間の車体には台車はありません。このまま蛍茶屋に戻ります。

乗車ホームの駅名標。

復路、築町手前で赤迫からの1号系統正覚寺下行が眼の前に合流しました。今朝、長崎駅前〜赤迫〜正覚寺下〜長崎駅前と乗った1801です。(笑)

西浜町の先で1801は右に曲がって正覚寺下方面に去ってしまいました。

約20分で終点の蛍茶屋。4号系統が左側に入線しています。5号系統は右側に入ります。

蛍茶屋停留場は終点ですが、線路は車庫まで続いています。

乗って来た3000形3003低床車両は停留場を出て直進車庫に入って行きました。

1937年(昭和12年)に完成した蛍茶屋車庫に新旧の2台が並んでいます。かつては側線7本にピット線5本がありましたが、現在は側線が2本だけ、実質的な車庫機能・車両工場機能は浦上車庫(その3参照)に移管されています。

では、次回は最後に残った3号系統の諏訪神社前〜長崎駅前に乗ります。【私鉄に乗ろう 60】長崎電気軌道 その11 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)

TAGS 路面電車 鉄道旅


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