【norijiの鉄視点 016】よみがえる京急デハ230形、輝き再び!
オードリー・ヘプバーンと同じ年の1929年に生まれ、輝かしいデビューはその翌年。
それから48年間、日本を代表するパイオニアとして走り続けてきた朱塗のボディ。
そう、それは「京急デハ230形デハ236号」。
湘南電気鉄道デ1形として活躍し、その後1948年にデハ230形に改番。
引退後に埼玉県川口市の青木町公園に38年間保存・展示されていた車両。
解体の危機を乗り越え、2017年に京急電鉄へ“里帰り”し、修繕作業が行われていました。
ビニールをはいで、アンベール!
そして6月11日、外板塗装および床修繕作業が完了、報道陣向けに公開。
里帰り直前、偶然川口市の公園で老朽化した車両を見たことのある私は、見違えるほどの変わりっぷりに大感動です。
車体は今回おじゃました総合車両製作所、台車は京急ファインテック久里浜事業所にて、今後もしばらく修繕作業は続きます。
2019年に横浜市みなとみらい地区に完成予定の京急グループ本社ビル(仮称)にて、同年秋の展示開始を目標にしているとのことです。
皆さまにお会いできるまであと少し!
絶賛復活中のデハ236号、女子視点の18枚!
(取材・撮影・文: noriji)