吹田総合車両所が大規模更新、新たな検査修繕ライン
近畿エリアの優等車両、通勤近郊車両の検査などを行う吹田総合車両所が、大規模更新工事に入る。工期は2019年春ごろから2028年度末予定まで。
吹田総合車両所は1921年、客車や貨車の検査から始まり、100年が経とうとしている。JR西日本は、同所設備を大規模更新し、新世代車両の特徴を活かした新たな検修(検査修繕)ラインにリニューアルする。
工事は、建物の建替・耐震補強を施しながら、編成一括車体昇降装置、台車等部品の自動搬送装置、自動塗装装置、輪軸検査装置、高所からの墜落防止設備、台車枠反転装置などの新たな設備を配備。
この新たな検修ラインで、スムーズな検修、生産性・車両品質を向上させる。総事業費は約470億円。