「電動アシスト自転車って、こんなに進化してるんだ!って思いましたよね。こぎ出しもすっごいラク」

「子乗せ電動アシスト自転車って、なんかママチャリってイメージだったけど、僕ぐらいの身長でもすごくゆったり乗れるんで、夫婦で使えるなーって思いますね。うーん、パパにも乗ってもらいたい」

パパになった渡部建がそう実感こめてコメントすると、冒頭の写真に映るパナソニック「Gyuttoクルーム」(ギュット・クルーム)をもらっちゃったっていう話。

―――パナソニック サイクルテックは1月31日、都内で「Gyuttoクルーム」アンバサダー発表会を開催。子乗せ電動アシスト自転車のトレンドや、同社の新体制・事業戦略について伝えた。

まずびっくりしたのは、子乗せ電動アシスト自転車(子育てモデル電動アシスト自転車)ギュット・クルームが、12月3日の発売からわずか1か月で、受注数1万台を突破したってこと。

なぜ、こんなに売れてるのか。多くの記者たちはそこに関心が集まった。

赤ちゃん目線のベビー用品づくりで人気のCombiとのコラボモデル

この子育てモデル電動アシスト自転車「ギュット・クルーム」は、パナソニックと、赤ちゃん目線のベビー用品づくりで人気のCombi(コンビ)がコラボしてできたモデル。

「家族の移動から、育児の質を向上する!」がコンセプトのギュット・クルームは、ほかの子乗せ電動アシスト自転車と違う、一歩先をいくポイントが3つあると。

それは、「転倒リスクを軽減する安心設計」「安心・清潔なコラボシート」「4つのコラボアクセサリー」。

なかでも、「まるでママの腕の中にいるよう」という新設計チャイルドシート「クルームシート」をコンビと共同開発。

コンビが独自開発した衝撃吸収素材「エッグショック」を採用したクッションが、子どもの頭部の両サイドに内蔵。子どもの頭を包み込むようにしっかり守られているんだって。

また、柔軟性のある素材を採用した「ソフトグリップ」、立体的に持ち上がった肩ベルト「ウェルカムベルト」、そして日よけやレインカバーなど、コンビと共同開発したアクセサリーが充実してる点がパパ・ママに支持されてるんだって。

これには、ギュット・クルーム アンバサダーに就任した渡部建も「ほんとうに細かいところまでつくりこまれてて、いいですよね」とイチオシ。「ちょっと遠い公園も、このギュット・クルームなら行けますもんね。サイクリングという意味でも、心強い味方ですよね」とも。

追い風にのってIoT電動アシスト自転車が走りだす!

この日の発表会には、パナソニック サイクルテック片山栄一社長や、野中達行副社長も登壇。

同社は、ギュット・クルームをはじめとする電動アシスト自転車の年率8%成長という追い風にのり、海外展開やIoTを活用したコネクティッドバイクを展開していくんだって。

また、スマートロックを搭載したIoT電動アシスト自転車を開発した同社は、2019年度上期中に国内数か所で、シェアリングサービスの実証実験も始めるとか。

―――いよいよ加速し始めた「パナソニックの自転車」。今後はスポーツモデル、ショッピングモデル、子育てモデルなどいろいろな車種でIoT化を図り、国内外のシェアを広げる“ペダル”が勢いよくまわりはじめた気配。