改札口は南側にしかありません【私鉄に乗ろう93】山陽電車 その11

2019.09.17

伊保駅ホーム。 西から天気が下り坂という気配がします。う〜ん。山陽電車で神戸方面に雨雲から逃げ切れるか。

法華山谷川を渡ります。山陽電車の鉄橋から下流側は広くなっていて船も入っています。この川から東、神戸側はまた埋め立て地に工場群が列びます。奥の煙突はたぶん高砂火力発電所です。

1.2kmで荒井駅。駅の手前、北側に広い更地があります。地図では神鋼高砂グラウンドとあります。駅の北側には広大な神戸製鋼所高砂製作所の他にも三菱日立パワーシステム、キッコーマン食品高砂工場、サントリープロダクツ高砂工場などの工場群があります。

相対式ホームでホーム長は6両対応。2011年(平成23年)にバリアフリー化が完了しています。写真の跨線橋はバリアフリー化のエレベーター専用です。改札は神戸方面の地上改札の他、地下にもあって公共地下道に面しています。

駅名標。1923年(大正12年)神戸姫路電気鉄道開業時に設置。1933年(昭和8年)山陽電鉄の駅になりました。駅の周囲には工場がたくさんあり、特急の停まらない駅では平均乗車人員が6,279人/日(2016年)と山陽電車では最も多い駅となっています。

また黄色い標識「ここから」「× 止まるな!」「× 止まるな!」「○ クリア」がありました。

1.2kmで高砂駅。島式ホーム2面4線で待避可能な駅です。特急と普通列車の接続はほとんどないそうです。

写真では分かりませんが、ホームの北(左)側にバスロータリーがありますが、改札口は南(右)側にしかありません。北側からは地下道でいったん南側に出て電車に乗ります。

駅名標。1923年(大正12年)神戸姫路電気鉄道開業時に高砂町駅として設置。翌1924年(大正13年)電鉄高砂駅に改称。1933年(昭和8年)山陽電鉄の駅になりました。1958年(昭和33年)姫路側に100m移設され連絡地下道や待避施設が新設されました。1991年(平成3年)高砂駅に改称。

高砂駅の南側に旧国鉄高砂線高砂北口駅がありました。旧国鉄高砂線は加古川の船運を代替する目的で加古川駅から高砂港までを結んだ播州鉄道が国有化され旧国鉄高砂線になったものでした。貨物中心で旅客営業は奮わず1980年(昭和55年)国鉄再建法で特定地方交通線に指定され1984年(昭和59年)に廃線となりました。

駅の南100mほどの所に、国鉄高砂線高砂駅跡地があって転轍機や腕木信号機が残っています。時間のあり時に見に行きたいなぁ。

高砂駅を出て東側に渡り線があります。

では、【私鉄に乗ろう93】山陽電車 その12 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)


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