乗換案内サービスの大手として知られるジョルダン株式会社(ジョルダン)は、2019年3月26日、英国Masabi社の提供するモバイルチケッティングサービス「Justride」を採用した新モバイルチケットの提供を2019年5月より開始することを発表しました。

新モバイルチケットは交通による移動、観光や買い物、飲食などの企画切符や高速バス切符の機能をスマートフォンで完結するというもの。購入したチケットは予約客のスマートフォン画面に二次元コード(あるいは目視可能な状態)で表示されるため、スマートフォンだけで移動出来るようになります。

対象となるのは全国の自治体や観光施設、交通事業者です。ジョルダンはすでに同サービスの開発を進めており、交通事業者であれば約3ヶ月で提供可能になるとのこと。また、1年以内に10以上の自治体・交通事業者等への導入を目指しています。

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Justrideはすでに海外で広く採り入れられているおり、スマートフォンだけで交通機関の支払いまで完結させるMaaSの発想が普及しつつあります。今回ジョルダンが発表した新チケットサービスは多言語対応をしているため、今後さらなる増加が見込まれる外国人観光客の”移動需要”に応えられるものとなりそうです。