鉄道絵画を眺めながらオリジナルカクテルを――BAR新橋停車場に行ってきました

2019.05.24

 

鉄道絵画を眺めながらお酒が飲める大人向けのオーセンティックバーが出来ました。

その名も「BAR新橋停車場」――2019年3月25日、鉄道発祥の地・新橋にオープンしたばかりです。今回はオーナーの山本さんからお誘いいただいたので、鉄道チャンネル取材班一同、美味しいカクテルを飲みに……じゃなくて、取材をしに行きました。

新橋駅の烏丸口から徒歩五分、お好み焼き屋さんと蕎麦屋さんに挟まれた「Ravina新橋」の2階に上がれば、そこは大人の夢が詰まった鉄空間。さりげなく看板が信号機です。

鉄道をモチーフとした内装

オープン2か月ということで、きれいな内装を隅々まで見せていただきました。

ご覧の通り、店内はBARとしてはちょっと広め。カウンター席とボックス席、そして団体で座れるソファー席で雰囲気を楽しめるようになっています。観光列車がお好きというオーナー山本さんの意向により、ボックス席は豪華列車を模したものに。電車の窓からカウンターの「景色」が眺められる趣向になっています。

逆にカウンターからは「電車の座席に座る乗客」が見えるようになっています。お席ごとに違った楽しみがありますね。視界に入る絵も全然違う。絵と言えばこのお店、実はオーナーの山本さんが各地の作家さんの元に直接足を運んで買い集めた100点以上の鉄道絵画があるそうで、少し間を置いてから訪れるとまた違う絵を拝見出来るかもしれません。

バーカウンターの内側の壁はスライド式になっており、スライドの壁を動かすと新たな絵画が・・・!

細かいところだと、このカウンター席の天井が実に小粋。

オリジナルカクテル

BAR新橋停車場はビールやワイン、シャンパン、ウィスキーなど、カクテル以外のスタンダードなお酒のメニューも充実しています。

しかし何と言っても注目したいのは、プロのバーテンダーが作る4種類のオリジナルカクテル。鉄道から着想を得た「明治五年」「東京駅」「夜行列車」に加え、2009年横浜インターナショナルカクテルコンペティション優勝作品「Rose of Friendship ~ローズオブフレンドシップ」も頼めます。こちらは鉄道とは関係なく、純粋にバーを楽しめる一杯です。

「明治五年」は四季のはじまりに咲く桜と梅のリキュールを使い、新橋~横浜間で鉄道が開業した明治時代の華やかな情景をイメージ。

「夜行列車」は旅立ちの高揚と終着駅のもの悲しさをイメージしたカクテル。写真でお伝えするのは難しいのですが、実はこのカクテル、上から見た時と横から見た時で全く色合いが異なります。色んな角度から覗いてみましょう。

「明治五年」「夜行列車」ともにちょっと強めのカクテルです。もしお酒に弱い方であれば赤レンガをイメージした「東京駅」を頼むと良いでしょう。

オーナーに聞いてみた

オーナーの山本さんは大の鉄道ファン。鉄道写真をご自身で撮影するいわゆる「撮り鉄」ではなく、観光列車やローカル鉄道が好きな「乗り鉄」。もともと鉄道とはあまり関わりのない仕事をされていたのですが、鉄道好きが昂じて「ローカル線の魅力を発信したい!」と考え、鉄道発祥の地新橋に出店されたそうです。

鉄道写真ではなく鉄道絵画を飾っているのはなぜか、といえば、やはり落ち着いた雰囲気のBARには絵画が良いと考えたからだそう(実は鉄道写真も意外なところに飾ってあったりします)。店内の音楽はJazzが中心ですが、そのうち「汽笛の音」なども鳴らしてみたいとのこと。夜の静かなBARでそっと耳を澄ませるとかすかに汽笛の音が聞こえる……想像すると趣がありますね。

ちなみにお料理の方ですが、現在用意しているスタンダードなおつまみやサンドイッチだけでなく、鉄道をモチーフとした新メニューも密かに準備しているようです。試作段階の写真を見せていただいたのですが、いかにもBARらしい、しかし鉄道ファンにはそれとなく伝わるものでした。

お客さんはやはり鉄道ファンや新橋で働いているサラリーマンがメイン。遠方からいらっしゃるお客さん、外国からのお客さんもいらっしゃるそうで、特に遠征組が多いのは土曜の夜とのこと。鉄道の話をしながらカクテルを傾ける、そんな特別な夜を過ごしてみたい方は、ぜひBAR新橋停車場へ。

店舗情報

住所:東京都港区新橋3-2-2 Revina新橋2階
電話:090-3089-1872
E-mail:yoyaku.1872@gmail.com
アクセス:JR新橋駅下車、烏丸通り沿い徒歩5分
営業日:月曜~土曜 18:00~2:00(日・祝休日)

BAR新橋停車場公式ウェブサイト(外部サイト)


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