音も無くパンタグラフが【非電化路線に乗ろう04】烏山線 その11

2019.12.20

トップ画像は、新しい烏山駅舎と烏山線のEV-E301系「ACCUM」の組み合わせで一番「それらしい」写真。

終端側からのカット、やはり駅舎が新しくなったので駅の印象が違っていますね。

「ACCUM」はホームで充電中。

その1で紹介した「那須烏山市の近代化遺産」の看板は新しい駅舎の前に残されていました。階段右の石柱です。

旧駅舎時代、ホームからは見えなかった腕木信号機が見えます。

ホーム足下の「ここより先 充電ゾーン」という表示は運転士さん用でしょうか?

気が付くと音も無くパンタグラフが下がっていました。と言っても、そもそもパンタグラフが上がったり下がったりする音なんてほとんど聞いた記憶がないですけどね。

宇都宮駅に出発する3分程前でした。

では宇都宮駅に向けて戻ります。非電化路線、次はどの路線に乗りましょうか。

以下は古い写真です。

2013年に駅前に放置されていたJRバスの停留所ポール。2011年(平成23年)に廃止されたJRバス常野線の馬頭などです。かつては真岡鐵道の終点茂木駅(元は国鉄真岡線茂木駅)と烏山駅を鉄道で結ぶ計画があって、JRバスが運行されていた様です。

※2013年1月撮影

懐かしいキハ40の写真をご覧ください。2017年(平成29年)3月で烏山線のキハ40は、1009を除いて全て廃車されています。1009号は錦川鉄道に譲渡されました。

キハ40 1002烏山線色と1003気動車標準色の連結部分。

※2013年1月撮影

キハ40  1003のキャラクターは毘沙門天。

※2013年1月撮影

旧駅舎内に置かれていた記念撮影用のボード。今はなき「烏山線色」のキハ40。もちろんこのボードも処分されてしまったでしょうね。

※2013年1月撮影

ノイジーで鈍重なキハ40系に個人的な思い入れがある筆者としては、時代の流れ、エコ志向、そしてEV-E301系「ACCUM」の快適さは大いに評価しますが、ちょっと寂しい気もします。

1977年(昭和52年)から1982年(昭和57年)にかけて旧国鉄が888両を製造した気動車のキハ40系。1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化後はJR各社(JR貨物は除きます)に受け継がれました。JR北海道が157両、JR東日本219両、JR東海59両、JR西日本257両、JR四国53両、JR九州142両でした。

JR東海は全てのキハ40系を新しい車両に置き換えていて保有は0。JR東日本は2019年4月で143両なので76両が既に廃車。JR西日本は2019年3月で254両なのでマイナスは3両だけ。JR北海道は140両と漸減。他の2社のデータは探し方が悪いので見つからずです。

豪華な観光列車に改造された車両もありますが、いずれにしても、キハ40系が減ることはあっても増える可能性はありません。こうなると全国に残っている間にあの轟音と緩慢な加速を楽しみにおっとり刀で出かけるしかないですね。時間は限られています。

(写真・記事/住田至朗)


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