長いトンネルが多い【私鉄に乗ろう98】三陸鉄道リアス線 その8

2020.01.12

唐丹駅で列車交換しました。三陸鉄道36-R形は、2005年(平成17年)と2006年(平成18年)に36-600形として2両がレトロ調のデザインで製造されたものを2014年(平成26年)ブレーキ装置を変更して36-R形に形式変更、さらに36-R3が南リアス線用に増備されました。交換したのは36-R2でした。

唐丹の町は駅から北側に1kmくらい離れています。町の横でリアス線は長いトンネルの中を走っているのです。

片岸川を渡って、トンネルに入ります。150m上流には唐丹町漁協片岸新孵化場があります。三ヵ所の孵化場で2000万尾の鮭の稚魚を放流しています。それで多くの鮭が故郷の川に遡上してくるのですね。

石塚トンネル(4670m)。5000m近くあります。けっこー長いトンネルです。トンネルに入って1km程の場所の東側に唐丹の町があります。

長いトンネルを抜けると平田(へいた)駅。ここには比較的大きな町があります。

唐丹駅から5.4km。平田駅は、標高50mの高さにある高架駅です。右下に駅前広場が見えます。

駅名標。左の観光案内もいれればよかったですね。1984年(昭和59年)三陸鉄道南リアス線の駅として開業しました。気になるのは、三陸鉄道調べによれば2004年(平成16年)には平均乗車人員が110人/日もいたのに、2017年(平成29年)には1人/日に激減していることです。確かに東日本大震災で2011年(平成23年)から2014年(平成26年)4月に復旧、運転再開以降の平均乗車人員が一ケタに激減してしまっているのです。他の駅も利用者は減っていますが、この駅ほど極端ではありません。運休期間に路線バスなどに利用者が流れてしまったのでしょうか。

愛称の「いさり火大観音」はホームから見える釜石大観音に由来します。曹洞宗のお寺石応寺が1970年(昭和45年)に建立したコンクリート製の立像で高さは48.5mあります。像内の螺旋階段を登れば展望台があって釜石湾が一望できて眺望絶佳とのことです。平田駅から2km、徒歩で約30分。

次は旧南リアス線の終点釜石駅です。

釜石トンネル(1857m)、樹木に銘板が隠れてしまいました。

釜石側は銘板が見えました。それで長さが分かりました。(笑)

※2016年11月撮影

釜石に着きます。盛駅を8:05発久慈行に乗って50分近く経ちました。

【私鉄に乗ろう98】三陸鉄道リアス線その9 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)


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