JR貨物は、関光汽船とともに、東京と中国・韓国を下関経由で結ぶ小口貨物の輸送を開始した。

JR貨物グループ 日本フレートライナーが東京貨物ターミナル駅構内で運営する東京ICD(インランドコンテナデポ)を活用。

今回の下関経由小口輸送は、国内鉄道コンテナ輸送と国際RORO船・フェリーを組み合わせ、中国・韓国向けの輸出貨物を3~4日で輸送。

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国内輸送は定時性の高い鉄道を利用し、リードタイムを向上。トラック輸送の手配が不要となり、安心・確実に輸送できる。

◆輸送区間

東京→中国(太倉、青島、大連)、韓国(釜山)間

◆鉄道区間

東京貨物ターミナル駅(東京都品川区)→下関駅(山口県下関市)

◆輸送回数

青島行き・釜山行き週3回(東京発火・木・金曜日)
太倉行き週2回(東京発火・金曜日)
大連行き週1回(東京発木曜日)

◆輸送開始日

2019年5月中旬から

◆効果

(1)国内輸送をトラックから鉄道に切り替えることでリードタイムを短縮。トラック手配を不要とし、安心・確実に輸送できる。

(2)輸出貨物を東京ICDでJR12ftコンテナに積み替えることで、小口貨物を東京から下関まで鉄道輸送。太倉・釜山行きはJR12ftコンテナによる一貫輸送も実施する。