横浜→汐留→赤坂→両国ときて鶴竜と朝乃山が2敗で並んだよ
きょうの仕事は、横浜→汐留→赤坂→両国だった。
両国が、ウン十年ぶり。
JR側の改札から出て数分のところにむかし、得意先があった。
フリーランスになってすぐの得意先で、とにかく怖かった。いまでいう「無駄な圧」が激しい現場だった。
怖いといっても、地方自治体の人だから、いっぱい呑んだりするとふつうのおっさんなんだけど。
そんなころも思い出した。このまえ、「いまどちらにいらっしゃるんですか?」って聞いたら、都市開発枠にいると。
10年も経つと、あのころがうそみたいだわ。
横浜へE217系で、汐留へE233系で、赤坂へは銀座線の黄色い電車で。これがまた、平日はどの時間もCOM。すっげえ混む。
赤坂からは、赤坂見附から入って永田町をとおって、鉄道チャンネル議事堂を下からしれっと抜けて、清澄白河へ。
そこから大江戸線で両国へ。やっぱり、20m級のくるまのあとの銀座線、大江戸線とくると、車内空間が小さくてきゅうくつな感じは、やっぱりする。
汐留赤坂より時間がゆっくり
で、懐かしい。横綱と呼ばれる地でクライアントと別れて、帰りはJR線でってことで、総武線両国駅改札まで歩くと、これがまた、これがまた、時間がとまったような下町空間。
でも、新宿渋谷新橋と違って、両国は、ゆっくり。どこかなぜか落ち着く。
こんな駅前。アル中の身分としては、まともに帰れるわけねーじゃん! ってことで、いったん店に入ってみる。
テレビはNHK。大相撲五月場所@両国国技館の映像。しかも、この時間ってことで、結びの一番。
おれのようなアル中がやっかいなのは、知ったかぶりしてそういうのをみること。結びの一番をニッとにらんで、にぎりこぶし。
知ったかぶりもいい加減にしろよ自分。でも、鶴竜と朝乃山が2敗で並んだっていう瞬間、カウンターの客はみんな、酒を口にしてた。
「いらっしゃいませーっ」「きょうは早くでるから」常連がまたひとり、うしろから入ってきた。