東急電鉄、JR東日本、JR東日本企画は、観光型MaaS実証実験専用アプリ「Izuko」が2万DLを達成したと発表した。実装開始後57日での達成は当初目標の3倍強のペースだという。

現在伊豆エリアでは「静岡デスティネーションキャンペーン」に合わせ、「観光型MaaS」の実証実験が行われている。

Izukoはこの実証実験に使用されている専用アプリケーション。伊豆エリアの鉄道や路線バスの検索、AIオンデマンド乗合交通やレンタサイクルの予約、決済が行えるほか、画面を提示することで約30施設で観光施設割引が受けられる。デジタルフリーパス「Izukoイースト」「Izukoワイド」を購入すれば、スマホ画面を見せるだけで当該区間の路線やバスが乗り放題になるなど、チケットレスな移動が可能だ。

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実証実験は2019年4月1日~6月30日をPhase1、9月1日~11月30日をPhase2として実施する。7月~8月の間も経路検索機能など一部の機能は利用可能であり、DLユーザーに向けた優待策なども検討しているとのことだ。