在学生や教員といっしょに大学を歩いて、先端研究の一端をちら見して、学生食堂で大学ごはんを無料で試して―――。

埼玉工業大学は、ことしもオープンキャンパスを実施。

開催日は、6月9日、7月14日、7月28日、8月4日、8月11日、8月25日の日曜日、全6回。

埼玉工業大学のオープンキャンパスは、大学紹介のほか、入試相談会、模擬授業体験、研究室めぐりツアー、個別相談会、キャンパスツアー、学生食堂ランチ無料体験、オリジナルグッズプレゼントなどいろいろ。

開催時間10~15時。最寄り駅のJR高崎線 岡部駅や、各方面から無料シャトルバスも走る。

<埼玉工業大学オープンキャンパス>
https://www.sit.ac.jp/entrance/experience/opencampus/

埼玉工業大学は、工学部と人間社会学部で構成。

工学部は、機械工学科(機械工学専攻、ロボット・スマート機械専攻)、生命環境化学科(バイオ・環境科学専攻、応用化学専攻)、情報システム学科(IT専攻、AI専攻、電気電子専攻)がある。

人間社会学部は、情報社会学科(経営システム専攻、メディア文化専攻)、心理学科(臨床心理専攻、ビジネス心理専攻)がある。

文理共にITを重視する埼玉工業大学は、ことし4月から工学部情報システム学科にAI専攻を新設。工学部機械工学科ロボティクス専攻をロボット・スマート機械専攻に名称を変更。そのなかでも最もホットなニュースが……。

eスポーツプロジェクトを始動、IT人材育成を加速

埼玉工業大学は、あのドスパラや上海問屋などを手がけるサードウェーブと連携し、eスポーツプロジェクトを始動。

このeスポーツプロジェクトは、学生の主体的・創造的な学内プロジェクトとして設立。大学が公認し支援するプロジェクト。

このeスポーツプロジェクトでは、eスポーツを通して ITリテラシー・プログラミング・ネット動画配信といった情報技術を学び、組織におけるチームワークやコミュニケーション能力を高め、テクノロジーとヒューマニティーを兼ね備えた IT人材の輩出をめざす。

そして6月から始まるオープンキャンパスでは、このeスポーツプロジェクトのデモンストレーションも実施予定。気になる人はオープンキャンパスで体験してみて。

オープンキャンパスでは自動運転実験車の体験乗車もOK

また、自動運転分野の研究でリードする埼玉工業大学は、ことし4月に自動運転技術開発センターを新たに設置。

新たに和田正義特任客員教授(東京農工大学)、大山航教授(九州大学)、山﨑隆治教授、服部聖彦准教授など、ロボットやAI(人工知能)関連分野を専門とする研究者も参画。埼玉工業大学 工学部情報システム学科の渡部大志教授がセンター長につき活動を統括する。

オープンキャンパスでは、渡部教授や研究生たちによる自動運転実験車(トヨタ プリウス ベース)の体験乗車も実施予定。

自動運転研究の先端を体験したいという人は、オープンキャンパスでこの実験車に体験乗車してみて。