作家・高村薫さんと愉しむ行先不明のミステリーツアー 「52席の至福」に乗車してきました

2019.07.09

7月9日(火)、西武の旅するレストラン「52席の至福」にて、作家・高村薫さんの『我らが少女A』刊行記念ツアーが開催されました。

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『我らが少女A』は『マークスの山』から続く合田雄一郎シリーズの最新刊。2017年8月1日から2018年7月31日まで毎日新聞紙上で連載され、この7月に単行本化されます。本作は西武沿線が舞台ということで、毎日新聞社と西武鉄道が連携して本ツアーが開催される運びとなりました。

早速ツアーをリポートしていきましょう。

10時46分、西武4000系電車を改造した観光電車「52席の至福」が1番ホームに入線します。

内装は西武の観光電車に相応しくきらびやか。2号車の天井には和紙が、4号車の天井には西武沿線の飯能などで生産される西川材が使用されています。

参加者は2号車と4号車に分かれて乗車します。1号車と3号車では高村薫さんの既刊本の展示も行われていました。

こちらは参加者に振る舞われた特製のお弁当と、帰りに提供されたデザート。お弁当ののし紙も『我らが少女A』仕様ですね。

11時02分、池袋を発車。車掌アナウンスから高村薫さんによるご挨拶があり、早速4号車でサイン会が開催されます。

「52席の至福」を運転するのは熟練の運転士さんですが、それでもやはり電車の揺れの中でサインをするのは大変な模様。高村さんはファンの皆さんと談笑されながら、若干揺れに苦戦しつつも見事なサインを書かれていました。合田雄一郎シリーズの第1作『マークスの山』の刊行が1993年ですから、当時から追いかけていた年季の入ったファンにとってはたまらないイベントです。

11時46分、電車は西武球場前駅に到着。今回は行先不明のツアーということで伏せられていましたが、目的地はここでした。

西武球場前駅で12時過ぎの発車までおよそ20分休憩し、再び池袋へ。何度か運転停止しながらゆっくりと時間をかけて戻ります。「52席の至福」は観光電車なので、サイン会も行いつつ食事をしっかり楽しんでいただくため、いつもよりゆっくり運転しているとのこと。

そうして13:00、高村薫さんからファンの皆さんへの挨拶が行われ、電車は時間通り池袋へ到着し解散となりました。参加者は本日の思い出と一緒に『我らが少女A』のサイン本を持ち帰ります。

自分も献本をいただいたので、本の内容については今週末の「バッシーの『鉄道ミステリ』を読む」で取り上げさせていただきます。お楽しみに!

TAGS 西武 イベント列車・臨時列車


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