「つばめ」×「つばめ」 JR九州と宇宙航空研究開発機構(JAXA)コラボで宇宙から九州新幹線を撮影!

JR九州は8月14日、宇宙航空開発研究機構(JAXA)の人工衛星「つばめ」と九州新幹線「つばめ」が同名であることをきっかけに、多彩なコラボ企画を実施すると発表しました。
宇宙からの撮影
2019年8月29日(木)6:30ごろ、熊本総合車両所に留置されている九州新幹線「つばめ」を、人工衛星「つばめ」が宇宙から撮影します。
撮影した写真は後日開催する人工衛星「つばめ」宇宙教室で初公開するとともに、JR九州のHPやSNSなどでお知らせするとのことです。
また、荒天の場合に備え8月19日(月)の同時間帯にテスト撮影を行います。29日(木)が荒天の場合などは撮影を実施せず、公開にはこのテスト撮影時の画像を用いるとのことです。
人工衛星「つばめ」宇宙教室
2019年8月31日(土)14:45~15:25、熊本博物館「プラネタリウム」にて、人工衛星「つばめ」のミッションについて語る宇宙教室が開催されます。前述の通り九州新幹線「つばめ」の画像もこのタイミングで公開。
対象は小学生(小学3年生以下は保護同伴)ですが、一般の方も参加可能。定員は170名、費用は博物館への入場料のみ。申し込みは不要ですが、当日9時より先着170名に整理券を配布します。
今回JR九州とコラボするJAXAは、日本の宇宙航空に関わる国立研究開発機関。宇宙航空分野の基礎研究から、人工衛星やロケットの開発・利用に至るまで一貫して行っており、近年も小惑星探査機「はやぶさ」が話題になりました。
超低高度衛星技術試験機「つばめ」は、高度300km以下の「超低高度軌道」を飛行する質量約400kgの人工衛星。2017年12月23日に種子島宇宙センターから打ち上げられました。その名前の由来は衛星の形状がつばめのような風貌であること、そしてつばめのように低い高度を飛行することから。
(鉄道チャンネル編集部)