「夫婦が65歳から30年間生きると、老後資金が総額2000万円不足する」という、いわゆる老後2000万円問題―――。

話題だけが先走ってるようないま、オンライン証券会社のFOLIO(フォリオ)が「LINEスマート投資」についてメディア説明会を開催。

金融庁が「2000万円不足する」と発表した翌日以降、FOLIO 口座開設申し込み数が、約175%も伸びたってことで、フォリオ甲斐真一郎CEOが登壇し、LINEスマート投資の「いいところ」や運用シミュレーションについて伝えた。

ADVERTISEMENT

まず、LINEスマート投資ってなによ? だ。

500円から投資できる、運用はロボットがやる

LINEスマート投資は、500円という少額から積立投資が始められて、運用は分散投資ロボット(ロボアドバイザー機能)がやってくれるというモバイル投資サービス。LINEアプリ上で直感的に操作できて、引き落としは LINE Pay から。

「少額投資は手数料率が割高になる」という心配もあるなか、フォリオは2020年4月まで運用手数料を無料で提供中。金融庁が推す「長期・分散・積立」投資の王道を、少額・低コストで始められるってところも注目ポイント。

―――で、気になるのは、運用メリットだよね。

積立投資30年、70%の確率で300万円プラス

でこれが LINEスマート投資 の運用シミュレーション例。

毎週3500円(1日500円イメージ)を積立投資し、30年続けた場合の運用シミュレーション例。30年間の積立金額は546万円。30年後には855万円ほどに増えていて、300万円ほどプラスになるという試算。この確率が70%という。

しかもロボットが運用する金融資産は、株式が37%、債権が57%、不動産が5%、コモディティ(金など)が5%という割合での組み合わせによる分散投資。

山口京子先生「全天候型の分散投資」

説明会でゲスト登壇したでファイナンシャルプランナー山口京子先生は、「株式と債権が両方いっしょに下がることはない。だいたい逆の動きをする。ということで全天候型の分散投資といえる」と。

そう。山口京子先生は「貯金ではなく、世の中に分散投資を」とも伝え、その代表例として、iDeCo(イデコ)、つみたてNISA、LINEスマート投資、FOLIOテーマ投資、WealthNavi(ウェルスナビ)、One Tap BUY(ワンタップバイ)をあげていた。

―――なるほど。「やってみっか」と思わせてくれた今回のメディア説明会。その最後に FOLIO甲斐真一郎CEO は、こんなことをいってた。

「われわれは、投資へのハードルをもっと下げて、ユーザにいち早く成功体験してもらいたい。その成功体験が、世界のあらゆる動きへの関心へと広がっていくから」

◆LINEスマート投資
https://invest.line.me/

写真 記事:tokyochips編集部