ホンダが夜光カバン「まもってトート」を子どもたちに無料配布 「魔の7歳」事故を減らせ
「魔の7歳」っていうことば、聞いたことある?
この「魔の7歳」とは、歩行中の交通事故死傷者数が最も多いのは、新しく小学1年生になった7歳の子どもたちなんだって。
そんな社会課題にひとつの策を講じたのが、ホンダ。
ホンダは、子ども用 交通安全トートバッグ「肩にかけるおまわりさん『まもってトート』」を制作。秋の全国交通安全運動の初日9月21日から、無料で配布する。
配布場所はホンダ本社「Hondaウエルカムプラザ青山」。100枚限定。特設サイト(https://www.honda.co.jp/mamottetote/)で配布申込も受け付ける。
この 肩にかけるおまわりさん『まもってトート』はどんな仕組みかをわかりやすい映像で伝えるコンセプトムービーも公開されている。まずこれをチェックしてみて。
【動画】肩にかけるおまわりさん まもってトート
そう。この 肩にかけるおまわりさん「まもってトート」は、暗闇で警察官の制服のような絵が浮かび上がるっていう仕組み。
ドライバーが警察官の姿を見るとハッとして減速する心理に着目し、ホンダは交通整理をする警察官の制服をモチーフに反射材でデザイン、クルマのライトが照らされると警察官が浮かび上がるというトートバックにしたってわけ。
また一般配布にさきがけて9月19日、都内の保育園でホンダスタッフが「まもってトート」を子どもたちにプレゼント。
ホンダは、「交通事故を防ぐには、親の具体的な教えが大事」とホンダはいう。
具体的に、繰り返し伝えることが大事
まず「具体的に交通ルールを伝えること」。親たちはつい「危ないから気を付けなさい」と抽象的な表現で済ませがち。そこをきちんと、具体的に伝えることが大事。
たとえば「横断歩道は青のときは一度必ず止まり、右左右、車がないことを確認し手をあげて渡ること」と。
どうして右左右を確認するか。それは、子どもは大人より視野が狭いことから、しっかりと確認する必要があるから。
なぜ手をあげるか。車からは子どもが見えない場合があるため手をしっかりあげる。
次に、「子どもと街を歩くとき繰り返し交通ルールを伝えること」。
親が面倒になり繰り返し伝えることを怠ると子どもたちは当然、覚えない。どこまでも親が辛抱強く教えることが大切という。
最後は、「親が見本を示すこと」。親が青信号で左右確認もせず渡ってしまったり、ルールを守らないところを見せると、当然、子どもが真似をしてしまうと伝えていた。
tokyochips編集部