常磐線沿線がいろいろ再起動! スパリゾートハワイアンズは全室ツイン最上級ホテル「カピリナタワー」が2022年夏に開業! 専用空間や自動化技術に大注目
9年間の不通を克服し、ことし3月14日に常磐線が全線で運行再開。東京~仙台を直通する特急 ひたち も大復活し、福島の浜街道界隈に再びにぎわいが戻ってくる。
そしてその2年後の2022年には、古くから親しまれる常磐線沿線の観光スポット、スパリゾートハワイアンズに新たなホテルが誕生する。
その名も「KA PILINA TOWER」(カピリナタワー)。
1966(昭和41)年、常磐炭砿時代に地下湧水の温泉を使い「夢の島ハワイ」をイメージした日本初のリゾート施設として開業した常磐ハワイアンセンターから、脈々と受け継がれる浜街道のリゾート地に、どんな新しい風が吹くか―――。
スパリゾートハワイアンズを運営する常磐興産は、その前身、常磐ハワイアンセンターが開業した1966(昭和41)年1月15日にあわせ、同じ1月15日に都内で新ホテル カピリナタワー発表会を開催。
同社 井上直美 代表取締役社長、渡辺淳子 取締役、村田知博 設備投資戦略室長をはじめ、あの芸人も登壇。新ホテルの概要を説明した。
あの芸人とは―――当時の常磐ハワイアンセンターの誕生から成功までを実話をもとに描いた映画作品「フラガール」に出演した、南海キャンディーズ 山崎静代。
当日のしずちゃん、井上社長とちぐはぐトーク炸裂させ、囲み取材でフラダンスを強要されるまでの30分ノーカット映像は、↑↑↑の動画でチェックしてみて。
で、注目の2022年開業の新ホテル「KA PILINA TOWER」(カピリナタワー)について。
ハワイ語で「親密」「つながり」を意味する KA PILINA(カピリナ)と名のる新ホテルは、11階建て264室。すべてがツインルームで、2つのグレードを用意する。
ひとつは、広さ55平米のアッパーグレード「クラブルーム」24室、もうひとつは、広さ27平米の「スーペリアルーム」240室。
アッパーグレードのクラブルームには、専用露天風呂や専用ラウンジ、専用個室ダイニング、専用エントランス・駐車場、専用コンシェルジュと、クラブルーム利用者のみが使える専用空間でつなぎ、すべての動線を専用空間で結ぶことで、自分だけのラグジュアリーな時間をキープできる。
宿泊料金は1泊2食つきでスーペリアフロア客室が2万円から、クラブフロア客室が3万円台からを予定。学生でもカップルでも利用できる価格帯に設定したということで、幅広い利用者に人気を博しそう。
―――ってことで、スパリゾートハワイアンズの新ホテル「KA PILINA TOWER」(カピリナタワー)のキービジュアルといっしょに、各フロアをみていこう。
すべてを専用空間で結ぶクラブフロア
クラブフロア客室
クラブフロア寝室
クラブフロア専用エントランス
クラブフロア専用個室ダイニング
クラブフロア浴室
―――55平米という広さのクラブルーム客室は、既存のホテルも含めた全宿泊施設のなかでもトップグレード。
「往年のハワイを連想させるウッディな雰囲気を現代風にアレンジした、クラシックモダンなデザインで構成した」と井上社長。
そのほか、全室にベランダがつき、源泉かけ流しの客室露天風呂、またはビューバスがつく。
また、季節のコース料理を体感できるクラブフロア専用個室ダイニングや、クラブフロア専用サービスも展開。
専用ラウンジではアルコールを含む無料ドリンクサービス、ポリネシアンショーなども計画している。
最新IoT機器で自動化、最新技術がいっぱいのスーペリアフロア
スーペリアフロア客室
―――240室のスーペリアルームは、広さ約27平米。こちらは和のテイストを取り入れた、ビュッフェスタイルの専用ダイニング。
このスーペリアフロアには、業界も注目する新しい技術、自動ポーター・自動クロークサービスが採用される。
手荷物自動ポーターサービスは、宅配便の行き先別自動仕分け技術を進化させたイメージ。
チェックイン時に利用者の手荷物を宿泊フロアの専用ロッカーまで自動で届けてくれるというシステム。
また、手荷物自動クロークサービスは、チェックアウト後の荷物を自動倉庫で預かってくれるサービス。
さらに自動チェックイン・チェックアウト機も導入し、カウンターでの待ち時間が消えて、より快適に。
新ホテル全景
露天風呂付大浴場
露天風呂付大浴場
―――どう? スパリゾートハワイアンズに2022年に開業する新ホテル「KA PILINA TOWER」(カピリナタワー)。
総工費は120億円。年間集客数は16万8000人、年間売上は35億円を見込み、カピリナタワーの開業でスパリゾートハワイアンズ全体の宿泊施設数は全4ホテル724室・収容人数は約2500人へと拡大する。
「カピリナタワーが福島 浜通り観光のけん引役になるはず。今後もいろいろな発信とおもてなしで、浜通りに関心をもってもらうよう努めていきたい」と井上社長が語るように、この新ホテルが常磐線沿線に再びにぎわいを取り戻す、4番バッターになるはず。
―――2年後の開業まで待てないって人は、いまこの瞬間もホットで感動が詰まってるスパリゾートハワイアンズ(https://www.hawaiians.co.jp/)へ。
イメージ 動画:スパリゾートハワイアンズ
写真 文 動画:鉄道チャンネル