日本信号は、「台湾・嘉義市街鉄道高架化計画 電子連動システム工事」を台湾交通部鉄道局から受注した。

台湾・嘉義市街鉄道高架化計画 電子連動システム工事は、(1) 台湾中部の嘉義駅周辺から嘉北駅周辺の線路の高架化、(2) 北回帰線駅の新設、(3) 水上車両基地の新設、これらにともなう鉄道信号システムの更新工事。

鉄道信号システムを担当する日本信号は、電子連動装置をはじめ、列車検知装置、中間閉塞装置、踏切設備、電気転てつ機などを納入・施工する。

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この工事が完成すると、高架化による踏切削減(踏切事故の削減、交通渋滞の解消)、嘉義駅周辺の商用及び環境開発、北回帰線駅の観光利便性向上につながる。

同工事は、既存路線を運用しながら高架化するために多くの線形変更があり、難易度が高い鉄道信号システム工事に。

日本信号は、台湾において約50件の案件を経験。その多くの案件で既設更新を経験し、営業列車に影響しないよう切替工事を実施、

これまでの経験・ノウハウを生かし、同工事も着実に実行していくという。