ありがとう「スーパービュー踊り子」約30年愛された車両が本日引退

JR東日本の直流特急型車両の251系「スーパービュー踊り子」が本日、約30年の活躍に幕を閉じます。

首都圏と伊豆を結んだ「スーパービュー踊り子」は1998年4月28日より営業運転を開始。「乗ったらそこは伊豆」をテーマコンセプトに、伊豆半島への観光輸送に特化した設計となっており、約30年に渡り伊豆の観光を支えてきました。

新型コロナウイルスの影響により「スーパービュー踊り子」の引退記念撮影会は惜しくも中止になりましたが、最後の勇姿を見届けようと多くの方が詰めかけました。




伊豆急下田駅にて「スーパービュー踊り子」が堂々たる姿で入線してきます。引退してしまうにはもったいないほど、まだまだ活躍できそうな車両です。




特別な許可を得て、線路内からも撮影させて頂きました。青空の下、伊豆の海を象徴とするライトブルーの車体が輝いていて綺麗です!

伊豆旅行の際、ワクワク感と夢を一緒に乗せて走ってくれた思い出の車両。乗車されたことのある方も多いのではないでしょうか。引退してしまうのは寂しいですが、別れがあれば出会いもあります!新型特急「サフィール踊り子」はいよいよ明日デビュー。ここからまた、新しい物語が紡がれていきますね。



ちなみにこの記事は「スーパービュー踊り子8号」に乗りながら書きました(笑)
(記事:柏原美紀、写真:神森沙織)