阪神武庫川線 経年50年超の赤胴車が延命、乗るならいまのうち 1両は武庫川団地に保存
5月末で5500系に後を継がせ、営業運転から外れる予定だった阪神武庫川線7890・7990形 7861・7961形。阪神に残る2両編成の赤胴車。
この赤胴車が、6月以降も営業運転を続けることが阪神からアナウンス。期限は未定だから、乗るならいまのうち。
武庫川線用7890・7990形 7861・7961形は、7861・7961形(もと阪神7801形・7901形)が1963~1964年生まれ、7890形・7990形(もと阪神3801形・3901形)が1970年代生まれ。
経年50年を超えた2両編成が、いまも武庫川駅と武庫川団地前駅の間1.7kmを走っている。
50歳を超えた7861・7961形は3本。40歳超えの7890形・7990形が1本。4編成でまわしている。
武庫川団地側がモータつき先頭車、武庫川側がモータなし先頭車。床下のモータ音を聞くならば、団地寄りの車両を。
また、この4本のなかでも若いほうの7890形・7990形のどちらかは、URに譲渡され、2021年春ごろに武庫川団地内に保存展示され、地域交流コミュニティスペースとして活用される見込み。