写真:近江鉄道

近江鉄道株式会社は2020年8月より新形式車両300形の運転を開始する。

西武鉄道より譲り受けた3000系に自社でワンマン改造を施した。近江鉄道としては初となる乗降扉上に車内案内表示器を設置し、行先や次駅案内を表示することで利便性向上・バリアフリーへの対応を図る。車両前面と側面の行先表示器には白色LEDを採用し、視認性を高めた。車体カラーは100形同様、琵琶湖をイメージしたオリエントブルー。

同社は7月23日(木・祝)・26日(日)に「300形試乗会」を開催する。試乗会では彦根駅から八日市駅まで往復し、車内では300形デビュー記念グッズの先行販売を実施。途中停車駅では300形の記念撮影が行える。試乗会参加者全員に「記念乗車証」のプレゼントも。

写真撮影の際、白色LED行先表示器は「お客様のご希望の行先に変更することができる」とのことで、普段は見られない行先にして珍しい写真を撮ることも出来るようだ。

参加料金は1名3,000円(税込)、近江鉄道(電車)1日乗り放題も含まれる。参加人数は新型コロナウイルス感染症対策のため各日50名までと制限されており、応募者多数の場合は抽選となる。申込期間は7月1日(水)~7月8日(水)まで、近江鉄道ホームページ内のイベント専用応募フォームから申し込み可能。当選結果は7月10日(金)メールにて告知される。

鉄道チャンネル編集部