叡山電鉄の新観光車両「舞」が12月1日デビュー! 気になる運行ダイヤは? 出町柳駅で初列車の出発式や限定グッズの販売も

叡山電鉄は、開業100周年を記念した新たな観光車両「舞」の営業運転を、2025年12月1日(月)に開始すると発表しました。「舞」は、京都洛北の四季折々の風景を伝統的な着物の文様で表現し、列車内での時間が「旅そのもの」となることを目指した観光列車です。運行開始初日には出発式が行われるほか、記念乗車券やグッズの販売も予定されています。
着物をモチーフにした展望列車

展望列車「舞」のコンセプトは「着物をまとって旅をするような、特別な時間を届ける」。 沿線に工場を構える川島織物セルコンが提供・監修した車体のデザインには、京都洛北にゆかりのある四季の風景が、伝統的な文様としてあしらわれています。内装も、座席は帯、握り棒は簪(かんざし)、つり手は髪飾りに見立てるなど、着物を彩る小物をモチーフとしたデザインに。和柄の繊細な美しさによって、ただの移動手段ではなく、乗ること自体が旅の目的となるような空間が演出されています。
【参考】叡山電車の新観光車両「舞」 洛北の四季をまとう雅な列車が2025年中にデビュー
https://tetsudo-ch.com/13012218.html
運行スケジュールと運賃
運行開始日と区間
運行は2025年12月1日(月)からスタートします。 運行区間は、主に鞍馬線(出町柳駅~鞍馬駅)です。
運賃
乗車には普通運賃のみが必要で、特別料金は不要です。 例えば、出町柳駅から鞍馬駅まで乗車する場合、大人は片道470円、小児は片道240円となります。
運行ダイヤ
運行開始当日の12月1日(月)は、下図のダイヤで運転します。

翌日の12月2日(火)以降は、木曜日を除く毎日運行される予定ですが、12月6日(土)と7日(日)は運休となります。

出発式と記念グッズの発売
デビュー当日は、出町柳駅にて記念イベントやグッズ販売が行われます。
出発式の開催
12月1日(月)の10時00分から10時15分頃まで、出町柳駅改札内で出発式が開催されます。 駅長や運転士への花束贈呈が行われた後、10時15分発の初列車に向けて駅長が出発合図を送ります。
記念乗車券とアクリルスタンド
運行開始を記念して、以下の限定グッズが出町柳駅で発売されます。
展望列車「舞」デビュー記念乗車券

内容:硬券タイプの乗車券2枚セット(台紙付き)
価格:1セット 500円
販売数:限定500セット※なくなり次第終了
発売期間:2025年12月1日(月)~2026年3月31日(火)
展望列車「舞」デビュー記念アクリルスタンド

内容:車両イラストやロゴマークが描かれたアクリルスタンド
価格:1セット 1,000円(税込)
「展望列車『舞』」概要
運行開始日:2025年12月1日(月)
運行区間:主に鞍馬線(出町柳駅~鞍馬駅間)
運賃:乗車区間の普通運賃(特別料金不要)
京都の洛北エリアへ向かう新しい顔として、展望列車「舞」がいよいよデビューします。雅な和のデザインに包まれながら、鞍馬への旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
(画像:叡山電鉄株式会社)
鉄道チャンネル編集部
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