画像:東急電鉄

2020年7月15日(水)から、東急線の各駅券売機で「LINE Pay」へ現金による残高チャージができるようになります。

本サービスは東急とGMO-PGが共同開発した「駅券売機スマートフォン決済チャージシステム」を利用するもの。駅券売機を利用するスマートフォン決済サービスへのチャージは日本初の取り組みです。

使用方法はとても簡単、「LINE」アプリで券売機に表示されるQRコードを読み取り、現金を券売機に投入するだけ。Youtubeの東急電鉄チャンネルやLINE Payチャンネルでは、詳細な使用方法を解説する動画が公開されています。

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新型コロナウイルスの影響によりキャッシュレス決済の浸透が加速するなか、駅の券売機などで気軽にチャージできるようになるのは一利用者として大変ありがたいことですが、東急側の狙いはそれだけではありません。

事業担当者の八巻善行(やまき よしゆき)さんによれば、「本サービスで券売機に投入された千円札などの紙幣は、他の券売機サービスで必要な「おつり」として再利用されます」とのこと。

券売機におつりを補充するのは駅係員の業務の一つではありますが、本サービスの利用が拡大すると、利用者がおつり用の紙幣を券売機に投入してくれるようになるため、結果として補充業務の負担が減るというわけですね。

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鉄道チャンネル編集部