新快速50周年、「Aシート」編成にヘッドマークシール掲出 パネル展示やグッズ販売も JR西日本
大阪万博が開催された1970年、113系車両で運行を開始した新快速も、まもなく50周年を迎える。当初は「京都~西明石駅間、停車駅は大阪・三ノ宮・明石の3駅、1日6往復」であった新快速も今では頻繁に運行しており、あまり鉄道に詳しくない人は「この電車、特急券を買わなくていいの?」と戸惑ってしまうこともある。もちろん不要だ。新快速は速くて安い、JR西日本の顔だ。
同社は10月1日より、新快速誕生50周年記念プロモーションを実施する。同日から翌年3月31日(水)までは、有料座席サービスをそなえた新快速「Aシート」編成の12号車(京都・野洲方)先頭部分に、オリジナルデザインのヘッドマークシールを掲出して運行する。デザインは日ごろ新快速のメンテナンスに携わる社員が手掛けた。
※AシートはJR神戸線・JR京都線・琵琶湖線で2019年3月から始まった有料座席サービス。網干・姫路~野洲駅間で毎日上下4本運転している。
また京都・大阪・三ノ宮の各駅では新快速の歴史を振り返るパネルを展示。車両のあゆみに加え、各駅の歴史・駅舎の移り変わりなども紹介する。こちらは10月上旬~翌年1月3日(日)までの予定だ。
歴代車両の写真・イラストをデザインしたオリジナルグッズも販売する。商品はポストカード、クリアファイル、キーホルダー、マスキングテープ、切手シートなど。発売日は10月3日(土)で、発売箇所は京都鉄道博物館内ミュージアムショップ、駅鉄POP SHOPエキマルシェ新大阪、通販サイト「トレインボックス」の三か所。詳細は「トレインボックス」サイト内に掲載される。
その他、一部新快速停車駅や車内にてPR企画を実施する。「JRおでかけネット」内特設WEBサイトでは10月1日よりスペシャルムービーを公開予定という。
また京都鉄道博物館では、これにあわせて「この秋は新快速で50!~学んで、遊んで、しんかいそく~」を実施中。新快速の歴史や特徴を学べる特別展示、映像シアター、収蔵資料展・写真展・講演会など様々な企画を用意する。
鉄道チャンネル編集部
2020年9月29日9時12分……グッズの発売箇所について誤りがございましたので記事を修正いたしました。「駅鉄POP SHOPエキマルシェ大阪」ではなく正しくは「駅鉄POP SHOPエキマルシェ新大阪」となります。(鉄道チャンネル編集部)