「36ぷらす3」の窓がどうしても気になる

西武の10000系「ニューレッドアロー」が富山地鉄に行ったと聞いてびっくりしています。富山地鉄にはかつてレッドアローも譲渡されていたわけで、直近の例だと日比谷線の歴史を繰り返す長野電鉄みたいなイメージですね。

今日はお休みの日でしたが「36ぷらす3」の原稿と格闘していました。試乗会に参加してみて「36ぷらす3」は大変素晴らしい観光列車だ……と感動した一方でどうしても引っかかるところがあり、そこを盛り込んだり削ったりしている内にこんな時間になってしまいました。しょうがないので気になる部分はえいやっと削る。

気になる部分というのは「36ぷらす3」の窓。これを見ていると、以前近鉄「楽」の取材でうかがった「青の交響曲には展望席がない」という話を思い出してしまう。どことなく設計思想に近しいところがあるように思えるんですが、このひっかかりの正体を上手く言語化できないものかなあ。

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文:一橋正浩