JR西日本は、大晦日深夜から元旦にかけ、京阪神エリアで終電以降に運転する臨時列車を取りやめる。

昨今の新型コロナウイルス感染症拡大の状況をみての決定。計画されていた深夜臨時列車は、JR京都線、JR神戸線、奈良線、学研都市線、JR東西線、大阪環状線、大和路線、万葉まほろば線など。

各線とも15~60分間隔で3時まで運転する予定だった。

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いっぽうJR貨物は、12月26日~2021年1月4日の年末年始期間の貨物列車について、期間中合計398本のコンテナ列車を運転する。本数は前年比131.8%とアップ。

近年のトラックドライバー不足や環境対応などで、宅配便・食料工業品などをはじめ、貨物鉄道需要が増加傾向に。

JR貨物はこの年末年始、新型コロナウイルス感染症等による経済的な影響が広がるなか、生活必需品などの物流を支えるべく、12月26日までおおむね通常どおり貨物列車を運転。12月27~30日は、一部の列車を運転する。

12月30日まで運転するおもなコンテナ列車・区間は、次のとおり。

◆3051レ
隅田川0:10締切(0:44発)札幌タ(19:00着)19:20引渡(12/28 運休)

◆3053レ
隅田川3:35締切(4:17発)札幌タ(23:40着)23:55引渡

◆1055レ
東京タ1:34締切(2:45発)福岡タ(20:47着)21:08引渡(12/29 運休)

◆3050レ
札幌タ23:25締切(0:20発)隅田川(18:25着)18:35引渡

◆3054レ
札幌タ21:00締切(22:21発)隅田川(15:23着)15:40引渡(12/30 は札幌
(タ)17:30 発)

◆1050レ
福岡タ0:17締切(1:26発)東京タ(19:27着)19:39引渡

また年始は1月4日の午後以降の列車から順次運転していく。