電車につく耐寒 耐雪 設備、寒冷地仕様のアイコン

2021.01.12

大学入試センター試験にかわる、大学入学共通テストが1月16・17日に初めて行われる2021年。

センター試験というと、なぜか毎年のようにいっしょについてくるのが、降雪。センター試験とその前後は、雪が降る日が多い。

きょう1月12日も、太平洋側でも雪が降る見込みという予報。「雪対策を」とニュースが伝えている。

鉄道も冬季の降雪にあわせていろいろ雪対策を実施。降雪地を行く車両には、もともと雪対策が施されたくるまもある。

たとえば、JR東日本 高崎車両センター・長野総合車両センターにいる211系1000番台・3000番台は、寒冷地仕様。

先頭車 前面 台車付近につくスカート(排雪器)はスノープラウ(雪かき)がつき、耐雪ブレーキや半自動ドア、レールヒーターなども装備する。

耐寒ブレーキは、ブレーキパッドをブレーキディスクあてて車輪の回転をおさえる通常ブレーキに、雪や氷が入り込んでブレーキ不能にならないように、ブレーキ パッドとディスクのすき間をできるだけ縮めている。

ブレーキパッドをディスクローターに軽くあてておいて、雪や氷の侵入を防ぐという感じ。JRのほか、私鉄車両などにも耐雪ブレーキを載せる例がある。

また、JR東海 313系3000番台などには、先頭車にパンタグラフを2基載せるくるまもある。

この2基パンタのうちひとつは、霜取りという役目もある。深夜、列車の往来がないときなどに、架線に氷やつららがつくケースがある。

架線とパンタグラフの間に氷がはさまると、電気を採り入れる(集電)さいに影響することから、進行方向最前のパンタグラフで氷などを落とし、次の集電パンタグラフで電気を採り入れるというイメージ。

半自動ドアは乗降客がボタンを押して客ドアを開閉する仕組み。室内エアコンの温度を維持するといった役目も果たす。

―――都市圏を行く電車にある、寒冷地仕様というアイコン。北国に行くと、旋回窓や雪切室といった耐寒設備がある。


LINEで送る

オススメ記事

こちらの記事もオススメです