全国の鉄道愛好家3000人が集う ブルーリボン賞、ローレル賞の「鉄道友の会」をご紹介
若手会員の確保が課題

鉄道友の会には北海道から九州まで全国17支部があり、秋田、長野、阪神など県・地域単位の支部もあります。分野別には、「車両記録」「客車気動車」「貨車」「小田急」「東急電車」「西鉄」「無線サークル」の7つの研究会があります。電車がないのに客車気動車があったり、JRや東武、近鉄がないのに西鉄研究会があったりするのは、鉄道ファンの関心の対象を垣間見るようです。
そんな友の会にも課題があります。それは若手会員がなかなか集まらない点で、ベテラン会員からは「会員の平均年齢が毎年1歳ずつ上がっている」の、本音ともジョークともつかないセリフが聞かれます。
昔は友の会に入らないと詳しい情報がつかめなかったのが、今はネットを見れば何でも出ている。「若者の○○離れ」には、旅行やクルマ、スキーなどのほか鉄道にも当てはまるようです。それでも貴重な先輩の話を聞けたり、同じ趣味の人たちと知り合って鉄道への知見を深められる。ブルーリボン賞、ローレル賞に投票できる(ブルーリボン賞は会員投票で決定。ローレル賞は会員投票を基に、選考委員会が選定)、鉄道の見学会、撮影会に参加できるなど特典がいっぱい。鉄道チャンネルで鉄道に興味をお持ちの皆さん、一度「鉄道友の会」のホームページをご覧になってはいかがでしょうか。

