鉄道の連続立体交差事業といえば、線路を地下化・高架化することが多いなか、京急品川駅では地上化する計画がすすんでいる。

京急線 泉岳寺~新馬場 連続立体交差化計画では、高架の京急品川駅を地平化し、JR山手線と京急線高架橋のスペースに京急地平ホームを置くイメージ。

2021年4月中旬、その山手線と京急線の間の歩道からみると、京急品川地平ホームを置くスペースが出現していた。

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↑↑↑画像の山手線と京急線高架橋の間がそれ。この付近に京急の地平ホーム2面4線ができる予定。

この付近の京急線の既存線路は、上下線の間に2本の電留線(引き上げ線)がある。電留線の両側にある本線の線路は、急勾配で地下へとつながっている。

この地平化工事では、高架フロアに仮設高架線をつくり、その下で新ホームやホーム階施設などを設置していく。新ホームなどができたら、順次、線路を地平へと切り替えていく。高架上にある電留線も、地平へと降りてくる。

この画像↓↓↓の高さから地下へ、地下からこの高さへと一気に急勾配を駆け抜ける電車の姿も、いまのうちに記録・記憶しておきたい。

◆京急品川は地上駅に、北品川は高架駅に 東京都が連続立体交差事業に着手
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◆線路が消えたJR品川駅 留置線、京急品川駅の2面4線地平ホーム化の動き
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◆品川駅 電留線の線路が消える_京急線地平化計画すすむいま
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