スマホアプリでほぼ全列車の混雑情報を提供 西武鉄道が2022年3月から自社アプリで配信

2021.12.22

提供を開始する「列車情報画面」と「混雑情報の凡例」画面イメージ(画像:西武鉄道)

コロナ禍で目立ってきた、「空いた列車に乗りたい」という欲求。子ども連れや高齢者にも、「時間はかかっても、座っていける列車を利用したい」と思う人は多い――。

西武鉄道は、これまで以上に安心して電車を利用してもらうため2022年3月12日から、「列車別混雑情報」の提供を始める。池袋線、新宿線など、ほぼ全線の定期列車の混雑情報を、停車駅間ごとに5段階で推計した情報を、スマートフォンの「西武線アプリ」で確認できるようにする。

オフピーク出勤(時差通勤)への協力を促し、ラッシュ時の混雑緩和につなげる趣旨。西武はコロナ禍後、池袋線(椎名町→池袋間)と新宿線(下落合→高田馬場間)の朝ラッシュ時間帯の混雑状況を週単位で集計して、インターネットで情報提供してきたが、これを全線のすべての定期列車(線区では多摩川線、列車種別では特急列車と座席指定列車を除く)に広げる。

発信する混雑情報は、「座席に座れる程度です」、「ゆったり立てる程度です」、「すこし混み合っています」、「肩がふれあう程度です」、「かなり混み合っています」の5段階。発信するのは、過去の利用実績に基づいて推計した列車単位の混雑状況だ。

西武は来春からの情報提供で、「運行中あるいは直近に発車する列車の混雑状況を確認した上で、 混雑を避けた列車の選択が可能になる」とする。

記事:上里夏生


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