京葉車両センターに所属する京葉線用E233系5000番台の分割可能編成が4月16日、団体臨時列車として京葉線を走った。

団体臨時列車に駆り出されたのは、6両編成の553編成。京葉線内は通常、付属編成4両を連結して10両で走っているなか、6両編成で走るのは珍しい。

さらに珍しいのは、前面の行き先表示。日本語は「団体」、英語表記は「PARTY」。この PARTY というのが珍しい。

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これ、葛西臨海公園でウエディングを展開するアウトドア・ウエディング Denim-デニム-(ゼットン)とJR東日本千葉支社がコラボして走らせた「ウエディングトレイン」。

画像はこのウエディングトレインへの参加募集開始時のイメージ画像。

列車の最前部には、新郎新婦が考えたオリジナルヘッドマークを掲出し、車内は、二人の思い出や軌跡でいっぱいに装飾。特別な列車がゲストを迎えるという仕立て。

オリジナルヘッドマークのレプリカを、駅長から新郎新婦へプレゼントするというサプライズもあるという。

「京葉線沿線の美しい景色を最大限に活かし、結婚式という記念すべき一日がさらに特別な日になるよう、二人の門出をスタッフ全員で祝う」という。

蘇我や東京では、JRスタッフが横断幕を掲げて結婚をお祝い。蘇我駅では列車案内表示に「♪LOVE&HAPPY方面♪」や「●●●☆●●●号」(●には新郎新婦の名前)、「京葉線ウエディングトレイン」などが表示された。

またウエディングということで先頭車両前面などは事前に清掃を入れ、ピカピカの姿で予定区間を駆け抜けた。

◆京葉線に挙式ヘッドマークつきE233系4両6両の団体臨時列車、2021年6月から2022年3月に走る
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