JR東日本が、次世代新幹線の開発・試験プラットフォームと位置づける試験車両 E956形式、愛称名 ALFA-X。

両先頭車両の形状が印象的な ALFA-X は、新たなブレーキの性能も試験する。

ALFA-X には、空気抵抗板ユニットとリニア式減速度増加装置を搭載。

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空気抵抗板ユニット

屋根上につく空気抵抗板ユニットは、収納時はフラットな面に。動作時は、黄色いパネルが立ち上がり、空気抵抗による制動力を得る。

資料画像には中間車のルーフ部に14ユニットがついていた。

リニア式減速度増加装置

また、リニア式減速度増加装置は、台車の車輪間にコイル(電機子)を設置。

動作時はそのコイルがレールに接近。電磁的な制動力を得て減速させる。

両システムとも、地震時により早く⽌まるための開発品という位置づけ。

この試験車両 E956形式、愛称名 ALFA-Xは、2019年5月に落成予定。