駅間に全く起伏がないのを珍しく感じましたが【駅ぶら05】京成電鉄 本線103
※2022年5月撮影
前面展望で船橋競馬場駅から谷津駅に向かいます。ホームの左カーブがそのまま続きます。
この先は、S字カーブになります。待避線4番ホームの線路は、使用頻度が低いのでしょうか、少し錆びています。
※2022年5月撮影
京成線は、右の千葉街道(国道14号線)と谷津駅まで並走します。
※2022年5月撮影
成田街道(県道8号線)の下をくぐります。県道がほぼ船橋市と習志野市の境界です。
※2022年5月撮影
谷津駅が見えてきました。船橋競馬場駅からの駅間は、1.0km。県道の下をくぐると京成線は習志野市に入ります。
※2022年5月撮影
谷津駅は島式ホーム1面2線。橋上駅舎が見えます。いわゆる「下総台地」の海蝕崖下を走ってきました。駅間に全く起伏がなかったのはとても珍しい気がしましたが、平かな地表をずうっと走ったのを珍しく感じたのかもしれませんね。(笑)
※2022年5月撮影
ホームがS字カーブしています。前面展望は望遠レンズなので、カーブが強調されていますが。
※2022年5月撮影
ここからは別の日に撮影した【駅ぶら】カットです。下り電車を下りてホームにいます。奥は京成成田駅方面。
※2022年6月撮影
こちらは京成上野駅側。ホームに人影がありませんね。時間帯は正午近くでした。
※2022年6月撮影
駅名標。谷津駅から習志野市です。
※2022年6月撮影
船橋競馬場駅の時にも書いたことと一部重複します。
谷津駅は、1921年(大正10年)谷津海岸駅として開業。この駅から谷津遊園に通じる道路ができたことで1936年(昭和11年)京成花輪駅(現・船橋競馬場駅)から谷津遊園駅までの支線が廃止され、谷津遊園駅に改称されました。
戦時下「遊」の字が忌避されて1939年(昭和14年)谷津海岸駅に戻されました。戦後1948年(昭和23年)谷津遊園駅に再度戻されます。
1982年(昭和57年)谷津遊園が閉園。1984年(昭和59年)谷津駅に改称。
現在の駅には、かつての海水浴や潮干狩りなど海浜型行楽地の姿はありません。周辺は首都近郊のベッドタウン新興住宅地化しています。では、南の谷津遊園跡、谷津バラ園に行ってみます。
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などは京成電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。