2000系特急形気動車が約4年半ぶりに予土線へ 8月に日帰りツアー 江川崎駅では自動運転サービスの実証実験も

2000系車両が約4年半ぶりに予土線へ入線する日帰りツアー「2000系 I LOVEしまんと号でゆく!夏の予土線ツアー!!」が発売されます。
出発日は2022年8月20日(土)と27日(土)で、2000系は高知駅~江川崎駅間を走行。江川崎駅では2時間半ほど停車時間をとり、その間に軌道自転車(レールバイク)への体験乗車やお買い物が楽しめるほか、後述の自動運転モビリティにも試乗できるようです(ただし、27日出発で自動運転モビリティを体験したい場合は、個別に予約サイトから申し込む必要があります)。
旅行代金は大人1名12,000円(高知駅発着)~10,000円(窪川駅発着)。子供の旅行代金は各1,500円引きとなります。予約は7月15日10時より、JR四国ツアーのWEBページやワープ支店などで受け付けます。
江川崎駅で自動運転モビリティの実証実験
少子高齢化などに伴う予土線利用者数の減少もあるなか、江川崎駅では鉄道駅と周辺の観光施設を結ぶ「ラストワンマイル」の移動手段の確保が課題となっていました。
そこで、JR四国と四万十市は国交省・高知県の協力のもと、江川崎駅~道の駅「よって西土佐」で自動運転サービスの実証実験を行うことに。実験期間は8月21日~28日で、モニターを募集して沿線の利用者や旅行者から意見を募ります。8月20日にはツアー参加者を対象とした試乗会も行われる予定です。

自動運転に使用する車両はヤマハ製の「AR-07」。車両に搭載した磁気センサで道路に埋設した磁気マーカとRFIDタグを読み取りながら走行します。なお、走行中は緊急時に備えてドライバーが運転席に乗車し、手動運転への切り替えも行えるようにしているとのことです。
