御茶ノ水の23と33
中央線と総武線の電車が、同じ方向でひとつのホームを使う御茶ノ水駅。
中央線は今後、グリーン車を2両追加して12両編成で動かす。
御茶ノ水駅も、12両編成の電車をとめるとなると、神田・秋葉原寄りのホームを延長するのは難しい。
2面のホームの間に入る総武線の線路は、秋葉原方にある松住町架道橋へむけて33パーミルの上り勾配。
神田川側の中央線上り快速電車(東京方面)は、23パーミルの下り勾配。
こうした勾配の途中にある先頭車両付近は、中央線と総武線のホームに階段2~3段ぶんの段差がある。さらに、ホーム末端部に詰め所もある。
詰め所のスペースを1両ぶんホームに転用するか。新宿寄りに2両ぶん延ばすか……。
2023年度末までに走り出すはずの中央線グリーン車。都心部の神田や御茶ノ水、四谷はどう進化していくか。