JR西日本の長距離列車「WEST EXPRESS 銀河」のきっぷが、ネット予約「e5489」や全国の「みどりの窓口」「みどりの券売機プラス」などで購入できるようになります(通常の「みどりの券売機」は対象外)。

対象列車は現在運行中の「紀南コース」の列車のうち、次の6本です。

・2/13(月)~14(火)京都→新宮(夜行)
・2/15(水)新宮→京都(昼行)

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・2/24(金)~25(土)京都→新宮(夜行)
・2/26(日)新宮→京都(昼行)

・3/3 (金)~ 4(土)京都→新宮
・3/5 (日)新宮→京都(昼行)

※「紀南コース」の運行区間は京都駅(京都府京都市)~新宮駅(和歌山県新宮市)。京都→新宮の下りは夜行、新宮→京都の上りは昼行。運行期間は2022年10月3日~2023年3月8日、週2往復程度。

発売は各運行日の1ヶ月前の10時から。なお、「e5489」では、ファーストシート、クシェット、リクライニングを利用する場合は、きっぷ発売開始日のさらに7日前の5時30分から「事前申込サービス」が利用できます。

待ちに待った一般販売、界隈で話題に

「WEST EXPRESS 銀河」は2020年9月に運行を開始した117系改造の長距離列車です。

JR西日本の「瑞風」のような「移動・食事・観光」をトータルで提供する観光列車とは異なり、鉄道の原点とも言える「移動」に重点を置いたものでした。

多様な旅のスタイルに対応できるよう様々な座席を設置し、カジュアルな旅ができるよう値段設定はリーズナブルに、そしてフリースペースなどを配置して「くつろぎ」を提供する……そうしたコンセプトに沿い、きっぷも当初は一般販売する予定でした。

ところが、コロナ禍により状況は変わってしまいました。運行開始日も2020年5月から9月に延期となり、乗車するためには日本旅行などが発売する旅行商品に申し込み、旅先での宿泊とセットでご提供、という状況が続くことになります。

運行開始から2年、部分的とはいえ「e5489」「みどりの窓口」「みどりの券売機プラス」などで一般販売が解禁され、ついに「WEST EXPRESS 銀河」が本来の姿を発揮することになりそうです。SNSなどでも喜びの声が散見されます。

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※2021年に実施された第1回「紀南コース」運行時の取材記事。2022年10月からは更にブラッシュアップされた2回目の「紀南コース」となっており、一部サービス内容が異なります。