「バースデイきっぷ」などおトクな企画乗車券の充実ぶりで知られるJR四国ですが、今年は瀬戸大橋線開業35周年ということで、あの超コスパきっぷが復活します。

「瀬戸大橋線開業35周年記念 帰ってきた 四国満喫きっぷ」

【発売期間】2023年4月3日~5月19日
【利用期間】2023年4月8日~5月21日
※期間中、土・日・祝日を1日以上含む連続3日間で利用可能です。

【販売価格】
<紙きっぷ>大人12,000円/こども半額
<デジタル版>大人10,500円/こどもは一律3,500円
※紙きっぷは駅窓口で、デジタル版はJR四国のチケットアプリ「スマえき」で発売。ただし「スマえき」ではこどもは大人と同一行程の場合に限り発売します。

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【効力】
JR四国全線および土佐くろしお鉄道線全線の普通車・特急列車の普通車自由席、ジェイアール四国バスの路線バス(大栃線、久万高原線)が乗り放題。

※瀬戸大橋線の「宇多津~児島間」も対象。
※高速バスやサンライズ瀬戸号には乗車できません。
※特急列車のグリーン個室は利用できません。

普通車や特急列車の指定席、グリーン車を利用する場合は、乗車券部分のみ有効となるため、別途料金券を購入する必要があります。

四国アフターDC満喫きっぷ以来

JR四国が「四国満喫きっぷ」を出すのは、2022年の「四国アフターDC」にあわせて発売された「四国アフターDC満喫きっぷ」以来。

<関連記事>三日間四国乗り放題「四国アフターDC満喫きっぷ」発売へ

同じような効力のきっぷとして、JR四国は3日間特急列車の普通車自由席に乗り放題の「四国フリーきっぷ」を発売していますが、こちらは大人16,440円(デジタル版は16,000円)。2/3の値段でしかも土佐くろしお鉄道線にも乗れる「四国満喫きっぷ」はちゃんと利益が出ているのか心配になるレベルのおトク度です。

なお、スマえき版「四国満喫きっぷ」は安いだけでなく、毎日2時~4時のメンテナンス時をのぞけばいつでも購入できるため、窓口や券売機に並ぶ必要もありません。GWなどに四国旅行をするなら、事前に「スマえき」をインストールして支払いに使うクレジットカードなどの登録を済ませておくと良いでしょう。

瀬戸大橋線開業35周年のイベントも

JR四国では瀬戸大橋線開業35周年の記念イベントとして「デジタルスタンプラリー」を開催します。

かつて全国約740駅におかれた「わたしの旅」スタンプデザインを採用しているそうで、懐かしい気持ちに浸りながら四国を周遊するのも面白そうです。集めたスタンプの個数に応じて限定賞品が手に入るほか、特別賞として瀬戸大橋塔頂体験も用意されているとか……。

期間は2023年の3月21日~12月31日、四国外の岡山駅を含む5県35駅が対象。「四国満喫きっぷ」を有効活用できるチャンスと言えます。

参加登録は3月16日10時に公開される「瀬戸大橋線開業35周年記念デジタルスタンプラリー」キャンペーンページで受け付けます。

(写真:ninochan555 / PIXTA)