阪堺電気軌道モ161形電車
筑豊電気鉄道3000形車両

筑豊電気鉄道(福岡県中間市)と阪堺電気軌道(大阪市住吉区)がコラボツアーの開催を発表しました。出発日は2023年8月19日、1泊2日の行程です。

福岡と大阪という遠く離れた大都市に位置する両社ですが、実は同じ形式の車両を導入しているなどの共通点があり、2020年から共同PRを行っています。ツアー企画は今回が初めて。

ツアーでは定番の車庫見学も。普段は立ち入れない両社車庫で、ビークル・スター(旧南海色エローライン)塗装車両と赤電(西鉄北九州線・筑鉄旧デザイン)塗装車両が並んだ状態での写真撮影が可能です。

またNPO法人汽車倶楽部の協力のもと、同法人が所有する旧国鉄バスの試乗、蒸気機関車9600形59647号機などの貴重な車両の撮影、本年4月に筑鉄が譲渡した2000形車両の見学、阪堺我孫子道車庫での洗車体験など、充実したコンテンツが用意されているといいます。

ツアー参加者への記念品として、両社に共通した『今池停留場(阪堺)』・『今池駅(筑鉄)』の駅名標を1つのキーホルダーにした限定グッズ、阪堺電車のオリジナルグッズもプレゼント。

予約申込は西鉄旅行のホームページで本日4日から受け付けています。募集人数は40名、参加料金は大人39,800円、小学生以下は34,800円。

(画像は西鉄のプレスリリースから。両社の車両に阪堺カラー・筑鉄カラーを塗装したもの)