JR西日本初の電気式気動車「DEC700」(写真:F4UZR / PIXTA)

JR西日本は2023年7月下旬から、次世代バイオディーゼル燃料を100%使用した試運転列車による走行試験を行うと発表しました。運転区間は山陰線の下関~小串間で、DEC700やキハ40を使用する予定です。

同社は2021年に策定した環境長期目標「JR西日本グループ ゼロカーボン2050」にのっとり、2050年にグループ全体の排出量を「実質ゼロ」とすることを目指しています。

保有するディーゼル車両の燃料を次世代バイオディーゼル燃料へ100%置き換えることを目標に、まず今年度の夏期・通常期・冬期の3シーズンに分けて走行試験を実施。2024年度に長期走行試験、2025年度以降の本導入を目指します。

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◆走行試験実施時期

【夏 期】2023年7月下旬頃~2023年9月上旬
【通常期】2023年10月上旬~2023年11月下旬
【冬 期】2023年12月上旬~2024年1月下旬

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