JR花咲線の列車は基本は1両編成で運行しています(写真:Jun Kaida / PIXTA)

JR北海道釧路支社はこのほど、釧路~根室間を結ぶJR花咲線(JR根室本線の同区間における愛称)の一部列車を増結し、2両運転を行うと発表しました。観光需要の高まる夏の期間限定施策です。

実施期間は2023年8月1日(火) ~ 9月30日(土)までの毎日、計61日間。

また釧路 8:21発 根室行き「地球探索鉄道号」と、根室 11:03発 釧路行きの快速はなさきに関しては、2号車海側の一部座席を指定席として発売。

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価格は530円。全国の駅の「みどりの窓口」や主な旅行会社などで、7月20日午前11時から発売します。車内では指定席の販売は行わないということです。

なお、JR花咲線の「みどりの窓口」設置駅は釧路駅・厚岸駅・根室駅のみです。無人駅から指定席を利用することは可能ですが、きっぷの購入は乗車前に「みどりの窓口」などで済ませておくと良いでしょう。

JR花咲線は厚岸湾、別寒辺牛湿原、落石海岸など見所の多い路線で、美しい車窓区間では一部の列車が速度を落として走行します。JR北海道釧路支社では、花咲線沿線地域の方々と協力し、ホームページで沿線の魅力や観光情報を発信しています。

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