ラッピングされた阪神8000系電車

あす8月6日に開幕する第105回全国高等学校野球選手権記念大会――

会場となるのは皆様ご存知阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)ですが、実はこの球場、竣工したのは今からおよそ100年も前なんです。着工からわずか4.5か月という短期間の工事で、1924年に甲子園大運動場として誕生。増改築やリニューアル工事を経て来年2024年に100周年を迎えます。

これを記念し、2022年から「阪神甲子園球場100周年記念事業」が展開中。8月からはカウントダウンイベントも始まり、現地では来年の100周年へ向けた盛り上がりが加速しています。

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鉄道関係では、昨年から運行を開始した「阪神甲子園球場100周年記念ラッピングトレイン」(阪神8000系)にちょっとした変化が生じているようです。

同列車は7月30日(日)から車内装飾を変更。阪神甲子園球場100周年記念事業の参加型企画「あなたと創る甲子園100年メモリーズ」で募集した写真を活用し、みんなの甲子園の思い出でいっぱいの車内に生まれ変わりました。

思い出写真で彩られたラッピングトレイン車内の様子(写真:阪神甲子園球場開場100周年カウントダウンイベント)

ラッピングトレインは当面の間運行を続ける予定で、運行路線は阪神電車本線(大阪梅田~元町)、神戸高速線(元町~西代)。なお、相互直通運転により、山陽電鉄線(西代~山陽姫路)で運行することもあるようです。

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