島根県を走る一畑電車が、友好協定を結ぶ台湾の「国営台湾鉄路股份有限公司(台鉄)」との相互ラッピング企画として、8000系2両目となる8002号車の営業運転を2025年10月8日(水)から開始します。この新しい車両の車体には、台湾の名勝や景勝地が親しみやすいイラストで描かれています。一方、台鉄の車両には島根県の名勝が施され、10月22日より台湾の平渓線で運行予定です。

台湾の魅力が満載!8002号車ラッピン

一畑電車は、台湾の国営台湾鉄路股份有限公司(台鉄)と友好共栄をむすび、2025年3月に導入された8001号車に続き、一畑電車8000系2両目として8002号車が登場します。
この相互ラッピング企画は、畑電車と台湾の台鉄が末永く友好の「縁」で結ばれ、双方の住民や観光客に愛されることを願って実施されます。この新しい車両の車体には、台湾の名勝や景勝地が親しみやすいイラストでデザインされています。

島根の風景が台湾を走る!台鉄での相互ラッピング

今回の企画は相互ラッピングとなっており、台湾の台鉄の車両には、島根県の名勝や景勝地が同様のイラストで施される予定です。島根の風景をまとった台鉄車両は、2025年10月22日より台湾平渓線で運行を開始する予定です。

日本と台湾の「縁」を結ぶ、各車両のデザイン
・一畑電車 8002号車(運行開始:10月8日): 台湾の名勝や景勝地のイラストが車体に描かれています。
・台鉄車両(運行開始:10月22日): 島根県の名勝や景勝地のイラストが施され、台湾の平渓線で運行予定です。

ラッピングデザイン 島根(イメージ)

運行開始に先立ち出発式を開催

営業運転開始の前日となる2025年10月7日(火)には、関係者や来賓を対象とした出発式と試乗会が松江しんじ湖温泉駅で開催されます。
そのため、一般の利用者がこの新しい車両に乗車できるのは、翌日の10月8日(水)からとなります。

一畑電車と台湾の台鉄による相互ラッピング列車は、鉄道車両を通じて日本と台湾の友好の「縁」を深めるロマンあふれる企画です。一畑電車8002号車は10月8日から台湾の風景をまとって運行を開始し、台鉄車両も同月に島根の風景を広めます。ぜひこの機会に、国際色豊かな新しい車両に乗車し、島根と台湾の結びつきを感じる旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

(画像:一畑電車のWebサイトより)

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